発達に心配のある子どもや障がいを持つ子どもを対象に、療育を行う専門性ある事業の名称です。

例えば、友達とコミュニケーションがうまく出来ない子どもには、子どもの小集団に複数の指導者が仲介に入り、子ども同士で「楽しく遊べた」といった経験を積み上げます。

他にも、身辺自立がなかなか定着しない子どもには、発達段階を考慮した指導を行います。運動面が苦手な子どもには、身体を使った遊びを促すなど、それぞれの子どもにあった個別支援計画を立て、それを基に様々な療育を施します。

対象者

心身の発達に障がいのある小学1年生から高校3年生までの児童
養育が必要と認められるお子さまが対象となります。

※ただし、療育手帳お持ちでない方でも、障がいが認められる又は想定される場合は、受給者証を取得することが可能です。詳しくは各市町村にお問い合わせください。

支援内容

古民家を活かした作りの中、発達の障がいなどで集団でなじみにくさや居心地の悪さを感じている児童に、第2の家、第2の家族がいる場所として安心して過ごせる居心地の良い空間を提供します。

療育の中で『挨拶ができる』というものから、『割り算ができるようになる』というものまでその児童に応じた段階での社会生活に必要なルールやスキルを身につける場としての機能を果たします。

敷地内で農作物を作ったり、金魚やカメを飼ったり、縁側に並んで井戸で冷やしたスイカを食べたり、近所の広場に野球をしに行ったりと季節感のあるどこか懐かしいような体験を通じて児童の感受性を高めるような療育を目指します。

同時にデジタルコンテンツを使ったスキルトレーニングにも取り組む予定です。